武雄は温泉だけに非ず

一昨日、仕入れに行って参りました。

いつもの有田や波佐見に加え、今回は武雄にも足を延ばしました。

小田志焼窯元 松保窯

こたじやき、しょうほがま、と読みます。

最近、とある絵付けがされた器が物凄く気になってました。

今回初めてお伺いした松保窯さんは、その絵付けの器を昔から作り続けている数少ない窯なのです。

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鉄絵緑彩松樹文六寸皿


その絵付けとは、松の絵。

江戸時代中頃から生まれたデザインで、大坂、江戸から全国に普及し

異国の地、ルソンや交趾まで輸出されていたそうです。

各地のいわゆる民藝カテゴリの器に描かれている松の絵の元祖

といえば分かりやすいでしょうか。


小田志焼は、鍋島直茂に従軍した武雄領主後藤家信が陶工を連れ帰り小田志で起こし、保護した窯が起源となります。

系統から言えば、唐津焼グループに属し、骨董の世界では古唐津武雄や二彩唐津と呼ばれてます。

まぁスタートが同時で、技法も一緒だったので、茶陶で影響力のあった唐津に分類されてしまってるんですけどね。

鉄絵単色でざっくりとした絵付の絵唐津に、緑釉で色を加えて2色で描いてるのが特徴です。

2色だから二彩唐津。

分かりやすい。

この二彩で松絵を描く数少ない窯元(というかもしかしたらここだけ)が松保窯さんだったわけです。

そしてお話を聞きに行くだけだったはずが、あれよあれよと言う間に買い付けをしてしまったのでありんす・・・。

窯主さんもびっくりw

ちなみにこの写真の器は1点だけで、今後作る気は無いそうです。

それはなぜか・・・


また後日~♪



うつわ屋ゆらり堂
〒814-0104
福岡市城南区別府1-5-3
電話・ファックス 092-822-2313
営業時間 10:30~19:00
水曜定休
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by yurai-dou | 2013-11-29 18:05 | 古武雄焼


うつわ屋ゆらり堂 店長のゆらゆら日記


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