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鷺(サギ)

コウノトリ目サギ科

長い足と嘴が鶴やコウノトリと似ています。

コウノトリよりも少し小さく「雪客(せっかく)」という呼び名もあるそうです。

雪客・・・

文人墨客のつけそうな素敵なネーミング。

さっそくググってみましたら


中国の李正文なる人物が、私邸の庭園で飼育していた5種類の鳥類に対して、いずれも「~客」という形になる呼称をつけていたそうです。

サギが「雪客」となったのは、申すまでもなく、最も一般的な「シラサギ(白鷺)」だったからだと推認することができます。
……『日本国語大辞典』ほかより。



ほほぅ

庭園で飼ってる鳥を客分扱いとは、これまたシャレオツ。

たしかに白鷺は真っ白ですもんねー


あのゆったりとした動き。

泰然自若とした端正な立ち姿。

じっと魚を狙っていて、動かない時間が長いから絵に描きやすかったんでしょうね。


鷺_a0142763_2033215.jpg
有田焼 宮内庁御用達 辻常陸 染付白鷺文八角小皿揃 ¥15,750



福岡市内から糸島市に向かう途中の今津湾。

遠浅で凪いでいる波間に、じっと立って小魚を狙っている白鷺を15分ほど観察したことがあります。

しかも6日連続w

昨年の夏に、糸島の海辺のカフェでゆらり市をやった際に、自転車で行き来していたのですが

帰り道の20時前後に、近くの照明に照らされて微動だにしない白鷺ちゃんがいたのでした。

じっとしている姿を見続けていると、いつの間にか波の音も聞こえなくなり、なにやらすーっと吸い込まれるようなフシギな気がした覚えがあります。

たしかにあの姿は描きたくなるかも。

葛飾北斎も描いてるようですしね。


辻の手描きによる白鷺も、素敵です。

なんとも愛嬌のある可愛らしい顔を天に向け、一歩すすもうと片足を上げたままの状態でしばらく静止している。

そんなワンシーンが描かれております。

八角の縁取りとあいまって、これはなかなか乙な器。

もし期間中に売れなければ自分のモノにしようと思い

毎日「売れるなよー売れるなよー」と念じてしまってます(コラコラw)

いや、もちろんお客様が優先ですので、遠慮なく仰ってくださいな。

もしお買い求め頂ければ、お帰りの際は熱視線でお見送りいたします♪


うつわ屋ゆらり堂 初の個展

有田焼 宮内庁御用達 辻常陸 作品展

2013年12月12日(木)~12月17日(火)



残すところあと1日になりました!

見ておくだけでも勉強になる器ばかりです!

ぜひぜひご来店くださいね!



うつわ屋ゆらり堂
〒814-0104
福岡市城南区別府1-5-3
電話・ファックス 092-822-2313
営業時間 10:30~19:00
水曜定休
by yurai-dou | 2013-12-16 21:00 | 宮内庁御用達 辻 常陸


うつわ屋ゆらり堂 店長のゆらゆら日記


by yurai-dou

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