判官贔屓

絵付の器が特に好きだす。

辻常陸展を終え、商品総入れ替えで既存の器を並べていた時に思いました。

上手い下手は関係無く、作者の分身がそこにあるなと感じます。

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松保窯 刷毛目双鶴文 向付 ¥1,260


前回の投稿から一変して土モノ。

見込みに鶴が二羽、佇んでいます。

かわいいぜ。

武雄の焼物も、もうちょっと認知度が上がってもいいのになぁと思いながら書いてます。

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褐色の土に白い化粧土をかけ側面には筆先でペトペト模様付けをしてあります。


ここで

「え?臥牛じゃん」

と思ったアナタ!

器が好きですね♪

全国の百貨店や高級店でたまに展示会もやってらっしゃる臥牛窯という窯元があります。

長崎県の現川町(うつつがわまち)で古くから焼かれている現川焼の窯元です。

臥牛窯の特徴としては、陶器なのに磁器並みに薄手に仕上げ

褐色の土に白い化粧土で刷毛目模様を入れてこれまた特徴の白鷺を描いております。


調べてみると実は現川焼のルーツは古武雄焼にあったそうで。

唐津焼と古武雄はほぼ同時期に同じ技術でスタートしましたが、茶陶として唐津が

一頭抜きん出てしまい、武雄焼はあくまでも「唐津焼の武雄一派」という寂しい地位に

なってしまったのですが、その武雄焼の技法を元に、となりの松浦藩で焼かれたのが現川焼です。

しかし江戸時代に勃興した現川焼は藩の財政難により50年で廃窯になってしまいます。

その現川焼を再興したのが臥牛窯となるわけですが、瀟洒な作りに付加価値を見出し

30年ほど前に一躍九州の陶器業界でスターになります。


また武雄焼が寂しい立場にwww


ほら、応援したくなりましたでしょ?


そんなこんなで閉店時間になりましたので、そろそろ筆・・・じゃなかった

キーボードから手を離します♪




うつわ屋ゆらり堂
〒814-0104
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電話・ファックス 092-822-2313
営業時間 10:30~19:00
水曜定休
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by yurai-dou | 2013-12-20 20:15 | 古武雄焼


うつわ屋ゆらり堂 店長のゆらゆら日記


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